兵庫県宍粟市千種町(登山口は岡山県側にある)

2018年07月15日


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兵庫100山』 標高は千mを超す山であるが、ハイキング山であり、極簡単に山頂に立てる。
  2週間前の07月01日に10年以上御無沙汰している山である氷ノ山、日名倉山に登ろうとしたが、登山口から濃いガスに覆われていたので山登りを中止した経緯がある。
  今日はそれのリベンジとして自宅を朝の4時に出発して朝の涼しい内に大段ヶ平登山口から氷ノ山に登ろうと企てたが、やまめ茶屋からの坂の谷林道が10日前に西日本を襲った大雨で荒れに荒れており、10kmを走った地点、登山口まで後4kmの地点で、これ以上無理に進めば林道で遭難すると思い、泣く泣く引き返して違う林道から登山口に向かうことにした。
  今日の予定は氷ノ山の後に日名倉山だったので、折角、R29に来ていたので、先に日名倉山に登っておくことにした。
氷ノ山
  自宅を朝の4時に出発して、涼しい内の6時には登り始められる様に計画したが・・・
10日前の西日本豪雨による通行止めが心配されたが、戸倉峠のやまめ茶屋から伸びる ”坂の谷林道”は通行止めになっておらず、走ってみると通行止めが必要な程に林道は荒れていた。タイヤのバーストを心配しながらも殿下登山口に辿り着いたが、今日、登りたいのは大段ヶ平登山口なので、更に林道を進むが、崖崩れは無かったものの、豪雨で路面が流され、岩盤が剥き出しになってきた。 ジープでないとこれ以上は無理、スタックして動けなくなる恐れがあるので、泣く泣く引返すことにして、違う道路から大段ヶ平登山口へ廻ることにした。
  坂の谷林道を走るのはバカのすること。 と思われるかも知れないが 林道の様子を知りたかったのです。 当面、坂の谷林道は通りません。
日名倉山
  氷ノ山を登った後に日名倉山の予定であったが、大屋町からの林道で大段ヶ平登山口に向かうのであれば、日名倉山を先に登っておくのが得策と順番を入れ替えた。
  日名倉山は兵庫100山中でも楽に登れる山であり、何の思い入れも無いが、15年も御無沙汰しているので久し振りに登ってみたかっただけ・・・
 日名倉山は無事に何事もなく登れたが、次の氷ノ山へは天滝へ向かう県道48号線が通行止めとなっており、更に県道6号線も崖崩れによる通行止めなっていた。 テレビニュースで見た災害が各所に出て来た。 R9から廻って行くかとも思ったが、ウロウロしている内に気温が35℃まで上がり、早朝登山を狙って来たのに酷暑トレーニングはしたくないので、今日の氷ノ山は諦めた。
〔030〕日名倉山 (1,047m)
ひなくらさん
Road Map :R29の斎木口からR429に入り、志引峠を越えた所から林道に入る。
Route Map:ベルピール自然公園の駐車場から山頂を往復する。
登り:26分
下り:40分(立ち話し時間含む)
合計:1時間09分(山頂での3分のお茶休憩時間含む)

ベルピール公園のハイカー用?駐車場に車を停める。
2週間前に来た時にはここから上はガスで真っ白になっていたので中止した。
15年前に来た時には駐車場は有料であり、ハイカーだと申請すれば
無料となっていたが、現在は全て無料となっていた。
氷ノ山への林道で色々あり、日名倉山に廻って来たので遅い時間となってしまい、
7時56分に歩き始める。 山頂までは1,050mの距離、30分程で登った記憶がある。
遊歩道的な登山道は草が生えだし、荒れだしている感じに見えた。
ハイカーが少ないのだと思う。
階段道と水平道が交互に出て来る。
登山道の途中から白亜の塔が見え、この鐘を、「リュバンベールの鐘」と言うらしい。
15年前の同場所からの写真には樹木がまったく無く、白亜の塔の全体が見える姿が写っていた。最近、樹木が茂り展望が悪くなっている所が多くなった。
記憶には無い展望所が出て来た。 同様の展望所がこの上にもあった。
展望所からは見晴らしが良いが、船木山、後山は樹木で隠れていた。
展望所に立っていた景観図は岡山県側として描かれていた。 実際、山頂までは岡山県側を歩いているのだ。
岡山県には多くの山があるのだが、岡山県の最高峰は ”後山”(1,345m)なのだ。
倒木が2ヶ所にあったが、ここは迂回路が出来ていた。
展望所の全景。 奥の樹木で船木山、後山が隠れている。
登山口にあった距離と合っている。
登山道としてはしっかりしており歩き易い道が続く。
ただ、気温は25℃とそう高くは無いのだが、湿度が高く風が無いので
汗が噴き出して来る。
これが最後の登りとなる山頂まで真っ直ぐ伸びる道。
山頂まで150mの表示が出て来た。 ここから真っ直ぐな登山道が始まる。
26分にて ”日名倉山”(1,047m)に着く。
15年前には普段山歩きをしない年老いたお嬢さんを連れてでも25分で登れている。
山頂は記憶にある景色であるが、気に食わない宍粟50山の山頂表示が増えていた。
山頂からは北方向の展望が開けているのみであるが、正面には後山連山が望めている。
高い湿度による靄で見通しが悪いが肉眼では ”三室山”も何とか見えていた。
山頂には ”アキアカネ”が沢山飛んでいた。
山頂で3分程、お茶休憩して下山を始めると登って来たハイカーと出合った。
京都からのハイカーで日名倉山の後は三室山に行くと言う。
すれ違いの挨拶だけのつもりが、おいらのHPを見ているとのことで15分程話し込んでしまった。 幌尻岳は入渓地点である水取ダムまではトレランで行くかもと話す。 強烈な体力の持ち主の様である。
お互い、次の予定があるので話しは尽きないが、それぞれの方向に別れる。
細い枝道があった。 登山口に ”展望広場まで350m”と書かれていたので、
この道かも知れないと入ってみる。
枝道に入ってみたが、展望広場らしいものは無く、代わりに枝道のどこからも展望は良かった。
登山道に戻ると下山して来た京都からのハイカーと会い、喋りながら一緒に下山する。
山頂で休憩しないのは気が合う感じである。
途中の立ち話で遅くなってしまったが、40分にて駐車場に戻る。
勝手に結婚式場のある ”ベルピールホール”は倒産しているかもと思っていたが、
喫茶コーナーの方はしっかり営業していた。 お客は来るんですかねー?
R29からのR429は豪雨の災害もなく、順調に走れた。